[Rails]redMineのインストール

最近、Railsベースのプロジェクト管理ソフトとして話題になっているredMineをインストールしてみた。
以下、自宅の環境(Vine Linux)にインストールした履歴。

Ruby on Railsを使えるようにする

Ruby環境の整備

Railsベースなので、まずはRubyが動作する環境にする必要がある。
基本方針として、Vineのパッケージとして提供されているものについてはそちらを利用することにするので、以下のパッケージをインストールした。

irb                1.8.5-0v11.1
rbbr               0.5.1-0v11
rdoc               1.8.5-0v11.1
refe               0.8.0-0v11
ruby               1.8.5-0v11.1
ruby-devel         1.8.5-0v11.1
ruby-xmlparser     0.6.8-0v12
Ruby Gemsのインストール

RailsRubyにおけるパッケージマネージャであるGemsを使用してインストールするのが一般的なため、まずはGemsをインストールする。
1. 以下のURLからrubygems-0.9.2.tgzを入手
http://docs.rubygems.org
2. ソース解凍、インストール

# tar xvfz rubygems-0.9.2.tgz
# cd rubygems-0.9.2
# ruby setup.rb config
# ruby setup.rb setup
# ruby setup.rb install
Railsのインストール

Gemsがインストールできるれば後は簡単で、以下のコマンドを実行するだけ。

# gem install rails -y
PostgreSQLアダプタ

今回データベースとしてPostgreSQLを使用するので、アダプタをインストールする。

# gem install postgres -- --with-pgsql-lib-dir=/usr/lib/postgresql --with-pgsql-include-dir=/usr/include/pgsql

redMine本体のインストール

DB環境の作成

Postgres上にredMineが使用するDBユーザを作成。今回は以下の形で作成した。

表領域 : redmine_space
データベース : redmine_db
ユーザ : redmine
パスワード : redmine

次に、redMineが上記DBに接続できるようにする。解凍ディレクトリ下のconfig/database.yml.sample を database.yml にコピーし、以下のように書き換える。

adapter: postgresql
database: redmine_db
username: redmine
password: redmine

シェルプロンプトから以下のコマンドを実行し、テーブルの作成とデフォルトデータをロードする。途中、言語を聞かれるのでjaを選択。

# rake db:migrate RAILS_ENV=production
# rake load_default_data RAILS_ENV=production

上記準備ができれば、ruby script/server でredMineが起動する。
ブラウザから http://localhost:3000 にアクセスして動作確認。